「捨象考」 田島大介、迎英里子、 高山陽介、齋藤春佳 2015年10月24日(土)~2015年11月29日(日) 12:00 ~ 19:00(金・土は20:00まで) 火曜日休場 アーツ千代田3331内のアキバタマビ21 ・東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩1分 ・東京メトロ千代田線「湯島駅」6番出口より徒歩3分 ・JR「御徒町駅」南口より徒歩7分 ・JR「秋葉原駅」電気街口より徒歩8分 2012年「大学絵画」、2013年「ノンジャンル(仮)」に続く、第3回大学間交流企画アキバタマビ21特別展。今回はゲスト企画者に関口敦仁(愛知県立芸術大学デザイン専攻教授)、中原浩大(京都市立芸術大学彫刻科教授)を迎え、小泉俊己(多摩美術大学絵画学科教授・アキバタマビ21プロデューサー)、日高理恵子(多摩美術大学絵画学科教授)の4人によって企画される展覧会。 デジタルによる情報の共有。それらは時差もなく、しかも一斉に世界に立ち上がる。そのスピードは選択の余地すら与えることなくわれわれを覆い、自由な呼吸を遮断するかのようだ。しかしそんな時代だからこそ、われわれはその皮膜を破り、最小限の呼吸と選択の自由を確保しなければならないのだ。何かにたどり着こうとする時、どれだけの「捨てる」選択をしなければならないのか。残ったものたちは、捨てられなかっただけにすぎないのか。いや、どれだけ捨てることへの逡巡を抱えて来たか、その残像は必ず見る側に伝わるはずだ。 それぞれの企画者が一人ずつ推薦した4人の作家の全く違う表現が出会い、反応し合いながら立ち現れる世界が、既存のシステムに取り込まれることなく、正統な逸脱者として(あるいは確信犯として)、あらたな構造を生み出すことが出来るのか、ひとつの実験の場としての展覧会である。 【イベント】 ●11月14日(土) ・16:30~「実践」迎英里子 ●11月29日(日) ・15:30~「実践」迎英里子 ・16:00~17:30 アーティストトーク 田島大介 迎英里子 高山陽介 齋藤春佳 ゲスト:森 啓輔 氏 (美術批評家/ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)