標本は重力を持ち得るか tagiruka solo exhibition 今回展示の題を 「標本は重力を持ち得るか」 としました。 私たちは常に建築に囲まれ生活を営んでいます。 それを建築と意識することは無くとも相互に影響を与えています。 建築の一概念を抜き出し絵画にする事は、建築を標本化する行為なのではないかと思い立ちました。 本来標本とは全体の中から一部を取り出し、対象をより具体的に理解する為のものだと思います。 広大な世界からキャンバス程の光景を切り取って、容(かたち)を持たない概念に姿を与えています。 はたして実在しなそれらは重力を持ち得るのでょうか。 私は建築と人との間の空中に引き寄せられて絵を描いているのだと思います。 本展示では描かれた建築群の向こう側と対峙して頂けたら幸いです。 【開催日】 2015年7月14日‐20日(11:00-19:00) (初日 13:00から/最終日 18:00まで) レセプション7月19日(17:00~19:00) 【会場】 アートギャラリー絵の具箱 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-24-6 グリーンハイツ吉祥寺205 【詳細】 http://tagiruka.blog110.fc2.com/blog-entry-172.html http://www.enogubako.in/