第12回長野灯明まつり 2015年2月7日(土)~2月15日(日) 宿坊ゆめ茶会 ~宿坊異文化体験~ 古語で語る「竹取物語」 台本 丸山景也・中西八枝 作曲 丸山景也 語り・踊り・歌 中西八枝 音楽・竹の創作楽器・テルミン演奏 丸山景也 日時 2015年2月8日(日)と2月11日(水・祝) 午後の部 15:30開場 16:00開演 夜の部 18:30開場 19:00開演 料金 1,000円(要予約・各回30名) 会場 信州善光寺玄証院 長野市元善町444 電話 026-232-3685 【お申し込み・お問合わせ】 090-1829-0268(丸山) http://www.nagano-toumyou.com/ 「かぐや姫」という名前でも知られている「竹取物語」ですが、作者不明、作られたのはおよそ千年前。かの紫式部は「源氏物語」の中で「竹取物語」のことを「物語の出来はじめの祖(これこそが日本で最初に作られた物語よ!)と賞賛しています。 「うわさのかぐや姫!」 思いを寄せた多くの男たちがあきらめていく中、あい変わらず言い寄るのは、色好みと評判の高い五人の貴公子たち。 石作の皇子(いしつくりのみこ)、 車持の皇子(くらもちのみこ)、 右大臣阿倍御主人(うだいじんあべのみうし)、 大納言大伴御行(だいなごんおおとものみゆき)、 中納言石上麻呂足(ちゅうなごんいそのかみのまろたり)。 ここに登場する貴公子の一人、阿倍御主人は実在の人物で今、キトラ古墳の埋葬者の有力候補にあげられています。「竹取物語」では、かぐや姫から依頼された品物を、自分で探そうとはしないという誠実さのない大金持ちとして、皮肉をこめて書かれています。 本公演では原文の中から一部を抜き出して、古語の発音でお届けします。 千年前に書かれた「竹取物語」の原文に描き出されているかぐや姫と、みなさまが「むかしばなし」や「絵本」からイメージされるかぐや姫とは随分違うかもしれません...さあ千年!古の世界へ!